短小亭日乗

短くて小さい日記

エリー・アメリングと眞理ヨシコ


往年の名ソプラノにエリー・アメリングという人がいる。私はこの人の歌が大好きで、CDばかりか「歌の冒険」と題された写真集まで持っているくらいだが、どうしてそんなに惹かれるのか、自分でもよくわからなかった。

ところで、今日、子供のころに好きだった歌を検索していて、首尾よくそれを見つけだすことができたが、その歌を歌っているのが、眞理ヨシコさんという方で、かつて「おかあさんといっしょ」で歌のおねえさんを務めていたとのこと。



この眞理ヨシコさんの声を聴いたとたん、エリー・アメリングを思い出した。歌い方とか、声質とか、とてもよく似ているように思う。

おそらく、私が子供のころに、無意識のうちになじんでいた声を、あとになってから別の歌手に見出したんだろう。私くらいの年齢の人にはアメリングのファンが多いと思うが、もしかしたら子供のころに、「おかあさんといっしょ」を見ていたことが、その下地になっているのかもしれないな、と思った。