そぞろごと

退嬰老人日記

音楽

アストル・ピアソラのリベルタンゴという曲

ピアソラといえばこれ、というほど有名な曲らしいので、試しに聴いてみたが、うーん、どこかで聴いたことがあるような…… あれこれ考えていたら、フランシス・レイの「ビリティス」が思い浮んだ。テーマではなく挿入歌で、「メリッサ」というもの。 ピアソラ…

フラットピッカーのためのギター講座(その2)

みなさま、(その1)は楽しんでもらえましたでしょうか? といっても、訪問者ゼロでは質問自体意味をなさないが……まあ、読んでもらえるかどうかはともかく、好きなことを好きなように好きなだけ書く、というのが本ブログの基本方針なので、臆面もなく(その…

エドガー・ポーの世界

お盆といえばやはり怪談物ですよね。うちにも怪談と名のつく本はある。昔買った、古ぼけた全集の端本。それを開いて読んでみると──これが意外におもしろい。思わず釣り込まれるが、その話は後回しにしよう。 * * * 西洋怪談といえば、エドガー・ポーと相…

フラットピッカーのためのギター講座(その1)

昨年6月にギターを手にして、すでに1年と2ヶ月が過ぎた。この間、自分なりにいろいろと工夫してみて、もしかしたら他人にも役立つのでは? と思われるような練習方法をいくつか見つけた。そういったことについて、不定期で書いてみたい。ひとつ但し書をつけ…

ジャズに対するハスリーベ(憎悪愛)

30年以上ものあいだ、ジャズという音楽と関わってきて、さて自分はこの音楽が好きなのか、と自問してみた。もちろん嫌いではない。しかし、手放しで「好きだ!」といえないのも事実だ。まずジャズというのがどういう音楽かといえば、アメリカの黒人が作った…

ガボール・ザボについて

去年の夏は、ガボール・ザボの2枚(正確にいえば4枚)のCDを聴いて過ごした。 Gypsy '66/Spellbinderアーティスト: Gabor Szabo出版社/メーカー: Imports発売日: 2015/11/27メディア: CDこの商品を含むブログを見るSorcerer / More Sorcery (Impulse 2-on-1)…

音楽におけるヴァンピリズム

ギターを手にしてはや一年が過ぎた。この間、とくに練習らしい練習はしていないが、CDに合わせて即興的にギターを弾くのはよくやっている。たとえばバルトークの弦楽四重奏。この前衛的かつ変態的な曲集は、かつては洒落で聴いていたが、ギターで合わせるよ…

田島裕子「あざやかに生きて」

今週のお題「わたしの好きな歌」たった一回聴いただけの曲が、なぜか執拗に記憶にとどまることがある。たとえば私の場合、田島裕子の「あざやかに生きて」がそれだ。じつはこの歌手名も、曲名も、私にとっては長いこと謎だった。なにしろ大昔に一度、テレビ…

レルベルグとフォーレ

ベルギー象徴派の代表的な詩人にシャルル・ヴァン・レルベルグがいる。この人は私のちょうど100歳年上で、生まれた月もいっしょなら、日も3日しか違わない。だからどうしたといわれるかもしれないが、こういうところにもなんとなく親近感をおぼえる。レルベ…