短小亭日乗

短くて小さい日記

顔のシンメトリーは精神のバランスのあらわれか?


凶悪事件の容疑者の顔写真を見ていつも思うのは、左右非対称の顔が多いな、ということだ。今回のボウガン男もしかり。やはりシンメトリーを欠いた顔というのは、精神的にもバランスが崩れているとみていいのだろうか。

何年か前に、ベトナム人の女児が強姦されて殺された事件があった。そのとき、牧逸馬の「双面獣」を思い出す、とミクシィのつぶやきに書いていた人がいて、私は思わず膝を打った。

「双面獣」というのは、1928年に起ったドロシイ殺しを扱った読物だが、その下手人であるアドルフ・ホテリング(Adolph Hotelling)の顔について、下記のような興味深い記述がある。


Adolph Hotelling


これなんかは、まあ極端な例だと思うが、最近報道される凶悪事件の犯人の顔も、たいてい左右非対称であることが気になっていたので、仮説のつもりで出しておく。

このことに関連してひとつ思い出すのは、アイドル歌手の桜田淳子だ。彼女の顔が左右非対称であることに、私は子供のころから気づいていた。顔立ちがきれいなだけに、これが残念でならなかったが、後年なにやら怪しげな宗教にかかわったことからしても、やはり精神的にバランスがとれていなかったのではないか、と今にして思う。